上小理研地質グループの地質調査に参加しました。
角間入口にある松尾城跡に行きました。
年配の方が、「ここは、真田氏の実家があった場所で、前の田んぼで稲作をしていた。」と、話してくれました。
石垣は、緑色凝灰岩でできています。
この山は、くずれやすいので、このような石垣がいたるところにあるとも話してくれました。
近くに落ちていた岩石の成分を調べました。
石英が多く、雲母の痕跡もありました。
真田氏の五輪塔がたくさんありました。
千古の滝へ移動しました。
ここで、もう一人参加して、6人になりました。
川に下りると昔の発電所のなごりか、コンクリートが残されていました。
千古の滝です。
滝の周りは、先ほどの角間と同じで内村層と呼ばれている地層です。
泥岩と緑色凝灰岩がありますが、滝の部分だけは、貫入してきた流紋岩ということです。
伊勢山へ移動しました。
別所層の泥岩が層になっていて、化石も穫れます。
北に進むと緑色凝灰岩に変わります。
ここが、別所層と内村層の境になります。
岩石を調べてみると、長石と黒雲母が入っていました。
次に太郎山南側の尾根に行きました。
ここも内村層の凝灰岩と泥岩があります。
しかし、貫入してきた流紋岩もあちらこちらに見られるのが、太郎山です。
表参道の登山道を歩いていても、道が泥岩になったり、凝灰岩になったりしています。
柱状節理の流紋岩も秋和や生塚神社上に見られます。
まだまだ調べていきたいと思っています。
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上小理研植物グループによる「自然に親しむ会」が5月31日に次ぎ、2回目が青木村で行われました。
始めの会は青木村教育委員会の駐車場です。
11名の参加です。車4台に分乗して保福寺峠へ向かいます。
途中で二度車を停め、植物観察をしました。
標高が低い400~800mあたりでは、クヌギとクズがセットであるそうです。
標高が高くなると、保福寺峠付近では、ミズナラとヤマブドウがセットであるということです。
ヨツバヒヨドリがありましたが、アサギマダラなどの蝶は見られませんでした。
保福寺峠に到着しました。
ウェストンの碑がありました。
ここからの北アルプスの眺望に感激したようです。
今日は天気が悪く、北アルプスは見えませんでした。
林の中に入ると、さきほどの話のミズナラとヤマブドウがありました。
ニホンジカが食べたシダやニホンジカの糞がありました。
また、元来た道をもどり、次に十観山へ上がりました。
昆虫館の中を見せてもらいました。
標本がたくさんあります。
上田に飛来したコウノトリのビデオを見ながらお茶菓子をいただきました。
下りの道でも車を停めて、キツリフネなどの植物を観察しました。
午前8時半から午後1時まで、曇り空の涼しい中、有意義な研修ができました。
上田バイパスを上塩尻から一中まで往復しました。
蛇沢の橋を渡ると真田方面の山がよく見えてきます。
地質調査で行った山々です。
反対側を見ると、青木方面の里山の向こうに北アルプスの常念岳と大天井岳(おてんしょうだけ)が見えました。
一中前で折り返します。
塩尻の西友まで行ってから家にもどると、ちょうど17kmです。
これで、今月は76kmほど走って、平成25年の一年間で500km走りました。
一ヶ月に100kmの練習ランニングをしている友人もいます。
来年は、もう少し走れるようにしたいと思います。
そうしたら、ハーフマラソン2時間切り、フルマラソン5時間切りができるかもしれません。