子どもたちに何が必要かii

 1月5日のエントリーに対するコメントをAnonymousさんからいただき、僕のblogを読んで共感してくださっている方がいらっしゃるという心強さで、『子どもたちに何が必要かii』を書いてみたいと思います。
 先日、職員室で北朝鮮の核の脅威に対する意見が交わされました。勤務時間終了後のお茶のみ話ですが、いろんな考えがあるんだなあと思います。
 数年前のようにテポドンが日本列島を横切るなんてことがあっていいのか、ということです。「日本も核兵器を持って、使わないにしろ、脅威を与えないといけない。」という考えの人もいます。「自衛こそが日本の取るべき態度であって、核ミサイルを打ち落とす防御やバリアのようなものを備えることが大事だ。」という考えの人もいます。
 今、世界の何カ国が核を保有しているのでしょうか。地球の全生物を何十回も絶滅させるだけの核爆弾があるという話を聞いたことがあります。そこで、日本がこの核保有国の仲間入りをしてどうなるというのでしょうか。核を持たない強さというのがあるのではないでしょうか。世界で唯一の核爆弾被害国の強さを全世界に発信し続けることが地球を守る日本の使命のような気がします。
 子どもたちにも、こんな平和を考える機会をとってやりたいと思っています。政治家の意図やマスコミの報道に流されない自分を作ることが子どもたちに必要だと思います。