寝屋川中央小の事件に思う

 まず、亡くなられた教職員のご冥福を祈ります。
 痛ましい事件ですが、子どもたちに怪我がなかったことや現場を見なかったことは、よかったなあと思います。大阪での子どもたちに死傷者が出た事件では、今もそのときのことが心の傷となって残っているということです。
 原因はいろいろ考えられると思いますが、行政は学校を囲う高いフェンスや警備員等を考えてくれるだろうし、保護者やマスコミ、地域もそれぞれの立場で考えてくれると思います。ですから、教育現場では、この17才の容疑者も含め、今までの子どもたちの教育に何が足りなかったのかを分析し、今、目の前にいる子どもたちに教えていかなくてはいけないと思います。
 自分をかけがえのない大切なものだと思う気持ち、また一人では生きていけないことから友達や社会の大切さを知ること、人の寂しい気持ちや悲しい気持ちに気づき仲間として行動できる力、などが大事かなと思います。
 学校職員は、一人ひとりの子どもたちの気持ちに寄り添い、その子を認め、自他を認め大切に思う気持ちを育てていかなくてはいけないと思います。
 教育に情けと予算をかけましょう。それが国のためです。