なくそう差別

  人権同和教育についての懇談会がありました。
  ある海外からの就労者の方に、部落差別について知っているか聞いたそうです。その外国人の方は、「私は外国人として差別されて、つらい思いをしています。だけど、同じ日本人同士で差別していることは、もっとつらいことです。」というようなことを話されたそうです。
  日本には、外国人への差別・障害者への差別・エイズやハンセン病への差別・お年寄りや子ども・女性への差別など、まだまだたくさんの差別があります。しかし、何百年も前の差別を引きずって、今も差別し続けている日本人というのは国際的に非難されてもしかたがありません。
  一人一人が自分のこととして考え、取り組んでいかなくてはいけないことだと思います。日本から部落差別がなくなる世の中になれば、ほかの差別もなくなっていくと思います。