S氏による中国事情

10月から青島市近郊の大学へ講師として単身で行っていたS氏がお正月休みで上田に帰ってきていましたので、会ってきました。
日本でもらえる年金には手をつけずに、中国で3ヶ月暮らして、何とか帰りの飛行機代も出せたそうです。
現地の大学講師の給料の2倍はもらっていても、日本の額からは大分少ないということですが、学食で3元(45円)ほどで食べているということで、お金はたまるそうです。
ゴルフは給料の一ヶ月分くらいなので、行かれないと言っていました。
学生は、まじめに勉強していて、日本語も上手だそうです。
中国人の日本語教師から教わり、さらにネイティブな日本語を聴いて、覚えたり、話したり、書いたりしたいために、日本人の教師を必要としているということでした。
中国全土から来ていて、全寮制だそうです。
お正月に実家に帰る学生は、お金持ちは飛行機で帰り、お金があまりない人は電車やバスで50時間以上かけて帰るそうです。
日本の会社の中国支店とか中国工場に関連した職業に進みたい学生が多いようです。
S氏邸の居間で2時間余り、そんな話をしていました。
まきストーブ.jpg
まきストーブを背中に、温かく、お茶やお菓子などでくつろぎながら、楽しい話でした。
S邸の庭です。
S邸の庭1.jpgS邸の庭2.jpg
お正月は50日間休みで、夏は2ヶ月休みだそうです。
週12時間の講義ですので、時間もいっぱいあるようです。
することはないようですが、・・・。