このたびの大震災に思う

11日(金)午後2時46分の巨大地震、そして津波から4日がたちました。
この4日間、テレビから流れる映像や放送局の取材等を見聞きする時間が続いていました。
自然の力の前には人間はあまりに無力であると感じます。
ただただ祈るだけです。
携帯さえあれば生きていかれると豪語していた若者も無力さを感じたことでしょう。
生きるためには、知恵・判断力・勇気・実行力・忍耐など、人間が持つことのできる能力を育てておくことが必要だと思うのです。
あるテレビ局の取材の中で、がれきの中を汚れた濡れた体の犬がもう一匹の弱って動けない犬に寄り添っている映像が放送されていました。
責任を追及している大人たちよりも、こんな優しさがこの大震災からの復興を約束してくれるのではないでしょうか。
原子力発電所で放射能漏れをくい止めようと、がんばってくれている人々、自分たちの生活を見直し、節電を実行してくれている人々、寝る間もなく対策を考えたり、報道してくれている人々、ありがたいことです。