歴史から学ぶもの

  昨日、午後8時前に風林火山を見ようと、チャンネルをNHKに変えたら、次回予告をしていました。選挙報道のため7時15分からの放映だったのを忘れていました。
  地元の上田原が舞台になったりしてしていたので、興味深く見ていました。この時代の信州にとっては、武田信玄は侵略者です。長野の市町村で観光に力を入れている様子に対して、侵略されているのだから喜んではいられないだろうという批判がありました。
  歴史は一方的に物事を見てはいけません。コロンブスの新大陸発見というのも、ヨーロッパの人たちからの見方で、アメリカの先住民の人たちから見れば、よそものが来たわけで、侵略者なのです。新大陸でも何でもなく、昔から住んでいたわけです。かと言って、昔から住んでいるから偉いというものでもありません。日本には新参者としてバカにする風潮がありました。
  歴史から学ぶものは、人々を悲しませたこと、その惨劇を知り、二度と繰り返さないことだと思います。