午前4時10分常磐町自治会館へ着きました。自治会長と副自治会長が二人で迎えてくれました。
4時27分出発。北斗七星が見えていました。
緑が丘からの登山道へ入って、右の崖下に落ちないように、気をつけて歩きます。下弦の月が雪道を照らしてくれて、常磐町の幟旗を担いだ僕の影がいっしょに登ります。
第一休憩所に着きました。小学校4年生から70才までの12名の常磐町登山隊が無事歩いてきました。
また歩き始めると、東側の尾根の上に明けの明星がまぶしく輝きながらついてきました。街の灯りがだんだん下になってきます。第二休憩所に着きました。
東の空が赤く染まってきました。西峠の稜線に出ると、右側の上田市街地が雲海の下になっていました。小牧山が雲海に浮かぶ島のように見えました。
太郎山神社に到着しました。
独鈷山や夫神岳も雲海に浮かぶ島です。
神社下の風を避けられる場所が常磐町の指定席です。青シートを敷いて、準備をし、神社にお参りに行きました。そうすると、初日の出が見えてきました。光の矢が太郎山の頂上の大勢の人を赤く染めます。
150人ほどがご来光を拝み、万歳をしました。
雲海の上の別世界で記念撮影をしました。
常磐町の歌を歌い、万歳と乾杯をしました。見上げる空に下弦の月が白く見えていました。
そのとき、名前を呼ばれて、振り向くと、16年前の教え子が声をかけてくれていました。常磐町の幟旗を担いで登って来たときに、そうだと分かっていたらしいのですが、帰る頃になって声をかけてくれました。自分のクラスが3人、隣のクラスが2人いました。16年たっていても、顔を見ると、その頃のことが蘇ってきます。ありがたいことです。
帰りは滑らないように気をつけて下りていきました。
里へ下りて、神社の前で5人の常磐町の人たちが出迎えてくれました。ここでも一杯やって、今年の健康を祈って家路につきました。今年もよい年でありますように。
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