「水くれ」

  長野県に来て34年、方言にも慣れて、方言と感じなくなっている自分に気づきました。
  「水くれ当番」なんて普通に使っています。標準語では、「花に水をあげる。」「水やり」というように思います。
  でも、調べてみると、「くれる」という言葉には、「あげる」意味も「もらう」意味も両方あったようです。それが、まだ残されている地域が長野県ということで、古い言葉を守っているようです。
  須坂に「水くれトーバンズ」というミュージックグループがあるそうですが、大事な言葉として残していきたいものです。