夕方、湯ノ丸高原へ上って行きました。
レンゲツツジがきれいでした。牛もいました。
山の神の役をしました。
山の神の言葉、全文。
皆の者、こんばんは。わしは、村上山に住む山の神じゃ。この辺りの山は、烏帽子も湯ノ丸も今から40万年ぐらい前にできた火山じゃった。だから、わしは、もう40万才になる。
今夜は、城下小学校の5年生の子どもたちが、元気にわしを呼んでくれたので、とてもうれしい。
少しだけ「火の話」をしよう。
昔、人間は他の動物たちと同じように、この火は使えなかった。夜は真っ暗な闇の中でおびえておった。
しかし、今から1万年くらい前じゃったかのう。人間が火を使い始めたのじゃ。
この火で、暗い闇を明るく照らし、寒い冬には体を温めたのじゃ。
人間は、この火を囲んで、家族で話をしたり、動物や野菜をとってきては、この火で料理をしておった。
人間は、この火を大事に大事に受け継いできた。
今夜は、みんなの未来を照らす聖なる火をここに持ってきた。
神の子よ。前に出なさい。そして、どんな火が欲しいか申してみよ。
神の子1「・・・・友情の火をください。」
よろしい。たくさんの友達ができる友情の火を授けよう。
神の子2「・・・・協力の火をください。」
よろしい。みんなは一人のために、一人はみんなのために助け合うことのできる協力の火を授けよう。
神の子3「・・・・学びの火をください。」
よろしい。いろんなことをたくさん覚えられる学びの火を授けよう。
神の子4「・・・・健康の火をください。」
よろしい。元気いっぱい、笑顔で大きく成長できる健康の火を授けよう。
(ここで火が消えるハプニング)
皆の者、わしが授けた4つの火、友情の火、協力の火、学びの火、健康の火を大事にしてほしい。
そして、一人ひとりの心の中にも、この火をともしてほしい。
それでは、そろそろ、わしは山へ帰ることにしよう。さようなら。
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