教育課程研究協議会の理科に参加しました。
4年生の授業を見せていただきました。
直列つなぎとへい列つなぎの電流の強さを調べる学習です。
二人一組で回路を組み立てて実験しました。
回路図があっても、実際に作るのは難しいものです。
がんばった子どもたちは、最後にモーターカーを走らせて大喜びでした。
授業について6グループに分かれて討議しました。
予想の段階で子どもたちに根拠を言ってもらい、子どもたちの持つ電流のイメージを知っておくことも大事である。
学習カードは、よくできていたが、「豆電球とモーターの実験を別にして検流計の針を書くところを作った方がよい。」という意見もありました。
午後は、県教委から出た「長野県小学校教育課程学習指導手引書」についての説明がありました。
「実験観察の技能・表現」「科学的思考」だったものが、「実験観察の技能」「科学的思考・表現」となり、「表現」の評価が、自分の考えたことを表現するという意味で別の評価項目に移ったことになります。
より実体験を伴った学習が要求されています。
また、表現ということで、自分の考えを説明するために言葉・図・絵などを使い、大型テレビやデジカメ等も使って、分かりやすく表現できることも求められています。
各学校の工夫や悩みを出し合う場も設定されていました。
自作の「腕曲げ伸ばし筋肉骨格モデル」を見せてくれた仲間がいます。
流れる水のはたらきを丸形水槽で実験できることや、ズッキーニとかぼちゃの素材研究など、理科学習の実践に役立つものが多く出されました。
メダカの飼育に悩んでいる仲間もおりましたので、よりよいアドバイスができるように研究していきたいと思います。
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