上田市民の森に集まりました。
2回目と今回との間一週間に、男石神社参道にキラキラ光る雲母が落ちていることから、その上部から黒雲母の入ったローム層を見つけました。
曙ローム層であったということです。
普通輝石(やや緑がかった濃い茶色の鉱物)が含まれていることから、そう断定したわけです。
向山の古期上部ローム層第3黒雲母軽石層には、紫蘇輝石はあるが、普通輝石が入っていないということでした。
本日の調査地点を地図で確認して出発です。
まず、1回目も2回目も行った瀧宮神社です。
曙ローム層がありました。
次に良泉寺へ行きました。
ここで、地元の人と話すことができ、前回から疑問になっている城山公園の忠魂碑について聞いてみました。
草露さんという方が詳しいと教えてくれました。
つぎに、矢沢公園上部の尾根や沢に断層が認められるというので、行ってみました。
確かに尾根の上部が西にずれて、さらに陥没している感じがします。
そのまた西側の尾根にも行きましたが、断層らしき跡は分かりませんでした。
沢の方も断層と確認するものではありませんでした。
矢沢公園の上尾根から虚空蔵山とアルプスがよく見えました。
矢沢公園でお昼にしました。
午後は若林採石場跡へ行ってみました。
凝灰角礫岩の中に2つのローム層があるようです。
下のローム層からはキラキラ光る雲母が見つかりました。
上にあるローム層には雲母のキラキラは見えませんでした。
鉱物鑑定が待たれます。
さらに上流に進むと、黒っぽい層がありました。
ここからさらに上流の様子や採石場より下の調査が今後の課題です。
今年の地質調査3回をこれで終わりにしました。
コメント