理科研修「鉱物標本作り」

今日も長野県総合教育センターです。
sogokyoikucenter.jpg
一日、センターにいるので、食券を買いました。
ナンバー1です。
hiruteisyoku.jpg
昨日採取してきた火山灰を洗って、粒をそろえ、同じ鉱物だけを取り出しました。
水道で「わんがけ」をします。
wangake17.jpg
赤いにごりがなくなり、黒や白の鉱物だけになったら、キッチンペーパーの上に乗せ、ホットプレートで乾燥させます。
kansohurui.jpg
乾いたら、3種類のふるいを組み合わせて、同じ大きさの粒に分けていきます。
粒がそろって見やすくなります。
kobutu1.jpgkobutu2.jpg
火山灰の種類によって、含まれる鉱物が違ってきます。
kobutunamaeiri.jpg
黒雲母がだんだん風化してきて、金色になり、剥離したり、剥離しないまま白く伸びてきたりします。
unmohuka.jpg
雲母の風化が進み蛇腹のように伸びてヒルに見えるので、「ヒル石」と呼ばれるものもありました。
同じ鉱物を見つけて、顕微鏡をのぞきながら、つまようじの先に鉱物をくっつけます。
それを集めて標本にしました。
hyohon1.jpghyohon2.jpg
糊にくっつけてありますが、糊が多すぎると、鉱物が半分埋まっています。
また、ラミネートをかけると、鉱物表面の質感が見えなくなってしまいます。
二日間の思い出になる標本が完成しました。
昨日行った3カ所をまとめたものです。
kazanbai3kasyo.jpg
センターのKさん、博物館のSさん、ありがとうございました。