城西支会理科部会の鉱物・化石調査

午後2時30分に六中に集まり、城西支会の理科部会が行われました。
まず最初に小泉大日堂裏手の林道沿いにある地層を見に行きました。
別所層の泥岩の中に、ところどころ方解石質の岩が入っています。
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希塩酸を付けると泡が出ます。
シナノイルカの化石も、このような石灰岩質の岩の中に見つかったそうです。
別所層の泥岩の中には、魚のうろこの化石やベッカムニシキというホタテ貝の種類の小さな貝の化石が見つかります。
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その泥岩を割った中に結晶が見られることもあります。
小さいので、双眼実体顕微鏡で見ます。
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透明な板状の結晶が組み合わさったものが見られました。
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この結晶は硬石膏(こうせっこう)と呼ばれています。

次に室賀入口へ移動して、地層を見ました。
泥岩と砂岩が交互に積み重なった青木層です。
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よく見ると断層があるように見えます。
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上部のレキ層とは不整合で、1000万年以上の年代の差があります。
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レキ層にも下の青木層と続きで断層が見えると、その断層は新しいことになり、活断層と言えます。
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詳しく調べてみないと分かりません。

また、車に乗って、室賀の奥へ入って行きました。
昨年見つかった燐灰石を見に行きます。
丸い岩が林道にくずれ落ちていて、その岩を割ると、中にいくつもの結晶が入った穴が見つかります。
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比較的大きな結晶が見られ、この大きさの燐灰石が見られるのは、全国でも数カ所だけだそうです。
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楽しい研修となりました。
子どもたちにも見せてあげようと思います。