エネルギー問題と放射線教育

岩村田小学校で「エネルギー問題と放射線教育」の研修がありました。
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2011年3月11日の前から「放射線教育」を進める計画がありました。
現在はその頃の政府の意向とは違った方向の放射線教育になってきているようですが、目に見えないだけに正しい知識は必要だと思います。
放射線はどこにでもあるもので、自分自身の体も4000ベクレルの放射能があるそうです。
1秒間に4000の放射性元素が分裂して放射線を出しているということです。
このような内部被爆に加え、宇宙からの放射線も体を突き抜けていますし、自然の中にある花崗岩からも多くの放射線が出ています。
コンクリートの地下室や岩のトンネルなどには微量のウランからできたラドンの気体が存在します。
また、空気中の塵にくっついている放射性物質も人間は吸い込んでいるのです。
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それでも放射線で傷ついた細胞の核も自然治癒力で治っていきます。
それ以上の放射線を浴びたときが危険なのです。
一般に一番多く放射線を浴びるのはレントゲン撮影だそうです。
僕は今年になって人間ドックで胸部レントゲンを1回、健康診断で胸部レントゲンを1回、先日病院へ行って胸部レントゲンを1回と胸部のCTを2回撮りました。もう1年間の許容量を超えていると思います。
医療による被爆をもっと抑える方法はないのでしょうか。
霧箱によるアルファ線の軌跡を見る実験をしました。
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ドライアイスで冷やした入れ物の中にアルコールを入れて、過飽和状態にします。
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アルファ線(ヘリウムの原子核)が飛んだ軌跡が白く見えます。
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飛行機雲と同じような原理です。
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放射線は、あまり気にしすぎるのも良くないですが、どんな所に多くあり、どんな風に運ばれるのか、原理を知り、うまくつきあっていかなくてはいけないと思います。