子どもの頃の相手を痛めつけるひどい言葉

  お風呂に入っていて、小学生の頃のことを思い出しました。
  けんかして、相手を痛めつける言葉です。捨て台詞のようにして言って、逃げていくのですが、言われたら、とても悔しかった覚えがあるし、自分でも言っていたように思います。
  歌のように音程とリズムがあって、
  ♪あ~ほ~バ~カ~ちんどんや おまえのかあちゃんで~べ~そ♪
  と言うのです。
  今思えば、なんてひどい差別をしていたのでしょう。ちんどん屋さんに対しての職業差別です。
  でもその頃は、気にしていませんでした。それより、自分の母親のことを馬鹿にされて怒ったり、悔しがったりしたのです。
  今の子どもたちが、けんかして、相手を痛めつけようとして言う言葉は、「死ね。」「殺す。」などどいう物騒な言葉です。直情的で短絡的な感じがします。昔のようにリズムをつけて長めに言っていれば、腹立たしい気持ちも少し収まるかもしれません。