2015地質調査

上小理研地質グループの地質調査に参加しました。
角間入口にある松尾城跡に行きました。
年配の方が、「ここは、真田氏の実家があった場所で、前の田んぼで稲作をしていた。」と、話してくれました。
sanadatanbo.jpg
石垣は、緑色凝灰岩でできています。
sanadagyoukaigan.jpg
この山は、くずれやすいので、このような石垣がいたるところにあるとも話してくれました。
近くに落ちていた岩石の成分を調べました。
sanadagyoukaigan1.jpg
石英が多く、雲母の痕跡もありました。
sekiei.jpg
真田氏の五輪塔がたくさんありました。
sanadagorintou.jpg
千古の滝へ移動しました。
ここで、もう一人参加して、6人になりました。
sengotatehuda.jpg
川に下りると昔の発電所のなごりか、コンクリートが残されていました。
sengosita.jpg
千古の滝です。
sengonotaki.jpg
滝の周りは、先ほどの角間と同じで内村層と呼ばれている地層です。
泥岩と緑色凝灰岩がありますが、滝の部分だけは、貫入してきた流紋岩ということです。
ryumongan.jpg
伊勢山へ移動しました。
iseyama.jpg
別所層の泥岩が層になっていて、化石も穫れます。
bessyosoukanban.jpg
北に進むと緑色凝灰岩に変わります。
ここが、別所層と内村層の境になります。
gyoukaigansakai.jpg
岩石を調べてみると、長石と黒雲母が入っていました。
ryokusyokugyoukaigan.jpg
kurounmotyouseki.jpg
次に太郎山南側の尾根に行きました。
tarougyoukaigan.jpg
ここも内村層の凝灰岩と泥岩があります。
しかし、貫入してきた流紋岩もあちらこちらに見られるのが、太郎山です。
tarogyoukaigan.jpg
表参道の登山道を歩いていても、道が泥岩になったり、凝灰岩になったりしています。
柱状節理の流紋岩も秋和や生塚神社上に見られます。
まだまだ調べていきたいと思っています。