上小理研の自然に親しむ会がありました。
今年は旧真田町傍陽での鉱物採集です。
旧真田町役場に50名を越える人たちが集まりました。
城下小学校からは30名の親子が参加しました。
9台の車に分乗して、大倉鉱山へ向かいます。
大倉鉱山は、昭和50年末頃に珪石鉱山として開発されましたが、埋蔵量が少なく、すぐに閉山となったようです。
今回は、大倉鉱山の選鉱場所であった所に捨てられている鉱石の中から、比較的良質の石英や水晶を拾うことが目的です。
子どもたちは白く透明な感じの石英を見つけたり、石を割って空洞の中の水晶を見つけたりしていました。
次に、信陽鉱山へ向かいました。
信陽鉱山は、昭和12年に開発され、昭和60年頃まで蝋石を採掘していて、今は休山となっています。
露天掘りなので、山の南側が崖になっています。
蝋石はもちろん、褐鉄鉱や赤鉄鉱・黄鉄鉱もたくさん見つけられます。
また、カオリナイトやダイアスポアという鉱物も出ます。
ズニ石という四面体の結晶もごくまれに見つかるということで、子どもたちは、あちらこちらを探して回りましたが、見つけられませんでした。
それでも、いろいろな色や硬さ、模様の違う石を見つけては喜んでいました。
暑い夏日の午前中でしたが、暑さを忘れて鉱物探しができました。
親子のふれあい、自然とのふれあいができた会となりました。
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