上小理研地質グループの地質調査に参加しました。
角間入口にある松尾城跡に行きました。
年配の方が、「ここは、真田氏の実家があった場所で、前の田んぼで稲作をしていた。」と、話してくれました。
石垣は、緑色凝灰岩でできています。
この山は、くずれやすいので、このような石垣がいたるところにあるとも話してくれました。
近くに落ちていた岩石の成分を調べました。
石英が多く、雲母の痕跡もありました。
真田氏の五輪塔がたくさんありました。
千古の滝へ移動しました。
ここで、もう一人参加して、6人になりました。
川に下りると昔の発電所のなごりか、コンクリートが残されていました。
千古の滝です。
滝の周りは、先ほどの角間と同じで内村層と呼ばれている地層です。
泥岩と緑色凝灰岩がありますが、滝の部分だけは、貫入してきた流紋岩ということです。
伊勢山へ移動しました。
別所層の泥岩が層になっていて、化石も穫れます。
北に進むと緑色凝灰岩に変わります。
ここが、別所層と内村層の境になります。
岩石を調べてみると、長石と黒雲母が入っていました。
次に太郎山南側の尾根に行きました。
ここも内村層の凝灰岩と泥岩があります。
しかし、貫入してきた流紋岩もあちらこちらに見られるのが、太郎山です。
表参道の登山道を歩いていても、道が泥岩になったり、凝灰岩になったりしています。
柱状節理の流紋岩も秋和や生塚神社上に見られます。
まだまだ調べていきたいと思っています。
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